「禁酒のすすめ」
「実りの多い考え方をするためには、何を先に考え、何をあとで考えるべきかをわきまえねばらなぬ。」とトルストイ先生に言われたのを二日酔いの最中に思い出し、
反省する日々である。
昨夜あまりの寒さに泡盛をがぶ飲みしすぎて、みるみる気分が悪くなり、頭痛腹痛が身体を襲い、「もう、二度と酒なんか飲むものか!!!」とベットの中で誓ったのであった。
とはいえ、年末は色々な人に会う場合は飲まざるを得ない機会が多いので、人と会う際の飲酒以外は「禁酒」する ことにした。
外国のセレブ達が、アルコール中毒になる理由がよくわかる。
故エイミー・ワインハウスのようにならないように気をつけなければ。
ジョニーデップもアル中?
しかし、なぜ人間は「酒」を飲みだしたのか?極めて古い時代から、きわめて様々な民族の間で、消費されてきたアルコール。地球でアルコールを飲むのは人類だけだ。
スズメが一杯ひっかけてるところは見たことがない。
人類の偉大な偉人達は、「酒」は好んで飲んでいないようである。
やはり、マインドに大きな影響を及ぼすことは確実の様である。
人類が進化しても「酒」はまだこの世に存在しているのだろうか?
これほど昔から大勢の人間により消費されてきたアルコール。
植物も、昆虫も、動物も、自分たちの法則に従って、アルコールなしで幸せな、
楽しい、穏やかな生活を営んでいるのを考えていると人間もアルコールなしでも同じことが可能だとつくづく思う。
アルコールのコマーシャルを見るたび、飲みたい衝動に襲われるが、あれは紛れもない「偽りの教え」によるものだ。アルコールを飲まなければ楽しくならないと間違った観念を身につけてしまった人間は分裂の状態に陥ってしまう。
生命の高度の法則、理性的な意識の法則は、別のことを要求しているのに、間違った教えにより、欺瞞的な意識の中に人をとどめておこうとするので、人は矛盾と分裂を繰り返すことになる。
「あなたがたは新しく生まれなければならない。」と
キリスト(イマニエル)は言った。
おっしゃるとおりである。
快楽の増大は、人間を死に近づける。
あらゆる人間の動物的個我の生存は一様に不幸であり、いかなる外的条件によっても幸福になりえないのだから。
いずれにせよ、酒におぼれた結果、一番苦しむのは自分自身であり、場合によっては自分を駄目にしてしまうものなので無駄な事はやめて自分をいい方向に変化させることに意識を集中していこうとトルストイ先生の言葉を受け日々精進していこう思う
次第である。
年末の飲み過ぎにはご注意を!
in the light...